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 無料で使える評価目的の「Windows 7」製品候補(RC:Release Candidate)版の使用期限が近づいている。米Microsoftは2010年2月第1週、ユーザーに対して注意を呼びかけた(関連記事:「スペックはVistaと同じ」、Windows 7の製品候補版が5月7日に公開へ)。Windows 7 RC版は期限切れに至る最初の段階として、2月15日より2週間ほど画面に警告メッセージを表示する。そして3月1日からは、2時間に1回、自動的にシャットダウンする状態となる。最終的な使用期限は2010年6月1日だ。

 Microsoftは、自動シャットダウン期間の始まる前に製品版Windows 7へ移行する計画を立て、作業データを守るようユーザーにアドバイスしている。この自動シャットダウンは警告なく強制的に行われるので、その時点で保存していないデータがすべて消えてしまうのだ(さらにMicrosoftは、RC版を含むWindows 7のプレリリース版がサポート対象にならない点も指摘している)。

 自動シャットダウンは3月1日から6月1日までの期間、2時間ごとに実行される。6月1日以降もプレリリース版Windows 7を動かしていると「非正規版」として扱われ、アクティベートしていないWindows 7と同じ挙動をする。つまり、デスクトップの背景が黒一色に変わり、海賊版対策のメッセージが定期的に表示されるようになる。

 Microsoftは、Windows 7 RC版を製品版へアップグレードする正式な手段を用意していない。そのためRC版ユーザーが製品版へ移行するとしたら、基本的にはデータをバックアップしてクリーン・インストールするしかない。ただし、クリーン・インストールを行わずにRC版からアップグレードする方法はないわけではない。Windows 7ベータ版からRC版へアップグレードするのと同じやり方が通用するのだ。具体的な手順はSuperSite Blogの記事を読んでいただきたい。

 とはいえ、このアップグレード方法はお勧めしない。クリーン・インストールした方が、より信頼性の高いWindows 7環境を構築できる。