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画面のサイズ

 IS01の画面サイズを他のAndroid端末と比較してみた。なお、これらの端末のピクセル密度には差異はない。

端末名ディスプレイの物理サイズピクセル数
IS01約5.0インチ960×480
Nexus One約3.7インチ800×480
Xperia約4.0インチ854×480

写真4●IS10(左)とXperia(右)
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 画面の物理的なサイズだけを見ると、5インチのIS01はかなり大きく感じる。しかし、実際に使用してみると、私はむしろせまく感じることの方が多かった。その理由を以下に示す。

1. アプリケーションが利用できる画面サイズはさらにせまい

 IS01の画面の右端には、約100ピクセルほどのIS01のメニューが常に表示されており、アプリケーションが使うことを許される画面サイズは、Xperiaと同じく854×480ピクセルである。

2. 常にlandscape(横長)であるため、画面の広さを有効活用することが難しい

 IS01における画面の向きは、原則としてlandscape(横長)に固定されているように思われる。このため、縦幅が480ピクセルとなる。これはNexus OneやXperiaの短辺と同じであるため、Nexus Oneをlandscapeで使っているのと体感的に大きな差異はない。既に世に出ている他の端末の多くは、主にportrait(縦長)での利用を想定されているため、公開されている多くのアプリケーションはportraitのときに画面の情報量が最大になるようにデザインされている。

 例として、Android MarketをNexus One(portrait)で見たときと、IS01(landscape)で見たときの違いを以下に示す。画面の物理サイズとしてはNexus Oneの方が1.5インチ程度小さいにもかかわらず、情報量としては圧倒的に勝っている。

画面1●Nexus One(portrait)での画面
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画面2●IS01(landscape)での画面
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 もちろんこれは今までの歴史的背景に起因するものであり、決してIS01の画面にポテンシャルがないわけではない。以下は、IS01に標準で搭載されている「メモ帳」アプリケーションの画面である。このように、件名と本文を一画面に出すことができるのはlandscapeの長所の一つと言える。

画面3●「メモ帳」アプリの画面
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 Androidにはlandscapeの画面レイアウトとportraitの画面レイアウトを分けることができる仕組みがあるため、アプリケーションの開発者が対応すれば最適なレイアウトに切り替えることが可能である。しかし、画面のレイアウトの差異はほぼ間違いなくアプリケーションの処理にも影響を与えるため、アプリケーションのソースコードにも対応を施さねばならない。IS01の画面を有効活用するには、個々のアプリケーション開発者がlandscapeに最適なレイアウトを定義し、処理を実装する必要がある。IS01を契機としてlandscapeを標準とした端末が認知されてくれば状況は変わってくるだろう。