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 例年通り、ゴールデンウイーク前後にITベンダーの決算発表会が相次いだ。注目される2009年度(2010年3月期)の業績はどうか。明るい材料は増えてきているものの、「全体では厳しい状況で推移した」(NTTデータ山下徹社長)のが実情のようだ。

 国内IT投資が冷え込んだ影響を受け、主要ベンダーの売上高は減収あるいは横ばいだった。それでも構造改革やコスト削減などを進め、黒字転換、営業利益増を果たしたベンダーは少なくない。今後の国内IT市場については、「2010年度上期に底を打ち、下期から回復基調になる」(日立製作所 三好崇司副社長)との見方がある。

主要ITベンダーの決算速報

富士通の2010年3月期決算は37%増益、構造改革とコスト削減が寄与

NECが2010年3月期決算、3209億円の固定費削減で黒字転換

日立の2010年3月期決算、情報通信分野は減収・営業減益

NTTデータの2010年3月期決算は増収減益

ITホールディングスの2010年3月期決算は減収減益、赤字プロジェクトが35億円

日本ユニシスの2010年3月期決算は営業利益が半減、下期の景気回復に期待