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 米アップルの「iPad」の登場で、ますます電子書籍の動向に注目が集まっている。4月3日に米国でiPadが発売された直後に実機を触る機会があったが、完成度の高いユーザーインタフェースに触れ「これから始まる何か」を直感した。ハードウエアの進化と低価格化、そしてユーザーの新しいもの、便利なものへの要求はとどまることはない。いずれ多くの紙媒体は電子媒体に移行することだろう。

 本書は、タイトルこそ「iPad vs.キンドル」だが、もう一つの巨大勢力であるソニーや、書籍データベース「Google Books」を提供する米グーグルの動向、直近のデジタル機器展示会の出展内容など、電子書籍の最新動向をまとめた書だ。2010年時点で、関係者が電子書籍ビジネスにどう取り組み、何を考えているのか知ることができる。さらに、電子書籍の過去の経緯や日米のビジネスモデルの違いも取り上げられており資料性も高い。

iPad VS. キンドル

iPad VS. キンドル
西田宗千佳著
エンターブレイン発行
1500円(税込)