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 本書は、エンゲージメントを「従業員の一人ひとりが、組織に対して、ロイヤルティを持ち、方向性や目標に共感して、『心からの愛着』を持って、きずなを感じている状態」と定義。組織や上司がエンゲージメントを意識し、ES(従業員満足)とCS(顧客満足)を同時に高めたときに業績も高まるとし、その道筋を説く。

 著者は三菱総合研究所のコンサルタントらで、伊那食品工業やネッツトヨタ南国など国内の事例が豊富に出てくる。マネジャーとしての課題を探る診断テストでも、「スネオくんタイプ(権威にすがり自己中心的だが、経営者から見れば従順)」「マスオさん型(部下の話を聞いてほめるのがうまいが、際立った成果を上げない)」など、分かりやすい例を挙げる。

エンゲージメント・マネジメント戦略

エンゲージメント・マネジメント戦略
稲垣 公雄/伊東 正行著
日本経済新聞出版社発行
1890円(税込)