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 2010年5月1日、中国上海市において上海国際博覧会(上海万博)が開幕した。参加国や機関は246団体と万博の歴史において最大であり、10月31日までの会期中に7000万人もの来場者を見込んでいる。

 開幕から2週間強が過ぎた5月後半に会場を訪問したが、会場は黄浦江の両岸に広がり、端から端まで歩くのにも1時間以上はかかるという広大さ。さらには9時から24時までオープンという日本では考えられない開場時間の長さにも驚く。それでも、人気の中国館や日本館、欧州のパビリオンなどには長蛇の列ができていた。

 上海万博で注目すべき点は、実はパビリオンにとどまらない。上海万博は、世界のICT(情報通信技術)関連の企業が巨大な成長市場である中国に進出するためのデモンストレーションの場という側面を持っている。さらに、中国が自国発の様々な情報通信技術を世界へと広げる場でもあるのだ。

 本特集では4回に分けて、世界のICT企業が上海万博を舞台にせめぎ合う最前線の様子を紹介しよう。

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