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 医学博士で精神科医の門倉真人氏が、SEなどのIT系業種を中心に見られるメンタルヘルスの問題を「テクノストレスシンドローム」としてとらえ、その実態を克明に描写した本。こころの病に対する対策についても説明している。

 第1章と第2章はテクノロストレスシンドロームの典型的なケースを紹介。第3章から第5章で、事前対策や患者本人の接し方、メンタルクリニックと専門医科に関する知識、職場復帰の注意点、薬物療法など、こころの病への対応策を解説する。

 本書の特徴は、SEやプログラマといったITエンジニアがこころの病に陥る典型的な症例を豊富に掲載している点。症例はすべて、発症までのプロセス、どう対応したか、回復状況、医師の所見という流れで解説している。メンタルヘルスに興味があるITエンジニアにとっては、参考になる一冊だ。

現代の職業病テクノストレスシンドローム

現代の職業病テクノストレスシンドローム
門倉真人著
一般社団法人 ICT国際教育機構発行
1470円(税込)