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 2010年7月後半に明らかになったWindows Azure Platformの更新情報をお伝えします。Windows Azure Platformのデータベースサービス「SQL Azure」のWeb管理ツールが初公開されました。CTP1と呼ばれるバージョンですが、すでに試用できます。アプリケーションを実行するためのゲストOS「Windows Azure Guest OS」もバージョンアップされました。Azureアプリケーションを開発するための手引書の日本語版も公開されています。

SQL AzureのDB管理ツール“Houston”のCTP1が公開

 2010年7月21日に、プロジェクトコード名で“Houston”と呼ばれているSQL Azure管理ツール製品のCTP(Community Technology Preview)1が公開されました。“Houston”とは、Webブラウザから利用するツールで、SQL Azure上に作成されたデータベースに対して、クエリーの発行や、データベーススキーマのデザイン・修正、テーブルデータの修正といった管理が可能です。CTPは本来ベータ版となる前の提供対象者を絞ったバージョンですが、今回の“Houston”のCTP1はSQL Azure LabのWebサイトで公開されており、SQL Azureを利用中のユーザーは実際にアクセスしてみるなど試用することができます。

●関連情報
[Windows Azure Platform Webサイト(US)]
[SQL Azure Lab]
[Project Codename "Houston" CTP1]

Windows Azure Guest OS 1.5を公開

 2010年7月20日、Windows Azure Guest OSの最新バージョン1.5がリリースされました。Windows Azure Guest OSとは、Azureアプリケーションを実行するためのゲストOSです。Windows Azure Guest OSは、頻繁に機能改善やセキュリティパッチなどの修正が加えられており、この連載でもバージョン1.3の公開を6月17日の記事で、バージョン1.4の公開を6月28日の記事で紹介しています。今回の1.5は、それに続く最新バージョンになります。

 Windows Azure Guest OS 1.5では、Outlook ExpressとWindows Mail、およびVisual Basicアプリケーションがリモートで実行されるぜい弱性を修正しています。Windows Azureを利用中のユーザーが稼働中のアプリケーションにGuest OSのアップグレードを適用する場合、手動で行う以外に、最新Guest OSがリリースされた場合に自動でアップグレードする設定も用意されています。

●関連情報
[Windows Azure Guest OSとSDK対応情報]
[Windows Azure Guest OS 1.5情報]
[Windows Azure Guest OSの管理方法]

アプリケーション開発の実践的手引書の日本語版を公開

 Windows Azureのアプリケーション開発の手引きとなる書籍「Windows Azure Platform: Articles from the Trenches」の第1巻が公開されました。Windows Azure Platformのアプリケーション開発に携わってきた開発者が書いたもので、Windows Azure Platformの利用開始手順からアプリケーション設計における検討事項、実際の開発に役立つ実践的なポイントが解説されています。

 オリジナル版(英語)が無償で公開されていましたが、この度日本語版も無償で公開されています。

●関連情報
[「Windows Azure Platform : Articles from the Trenches, Volume One」(オリジナルの英語版)]
[日本語版「Windows Azure Platform : 現場からの報告」]