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 風土改革に挑んだ会社の事例を小説調に仕立てた一冊。実話に基づいているが業種や社名、人名などは、モデルが分からないように変更しているのが惜しいところ。とはいえ、親会社からの受注が主力、経営層は親会社からの天下りが中心など、改革の必要性が納得できる設定になっている。企業改革には、現場の意識変革も重要であることが切実に伝わってくる。

衰退産業

衰退産業
遠藤 咲子著
日本経済新聞出版社発行
1890円(税込)