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 RIP-2の設定コマンドに関する問題だ。シスコ製のルーターでルーティングプロトコルを設定する際に基本となるのは、「router」コマンドと「network」コマンドの二つだ。

 ルーターのグローバル・コンフィグレーション・モードでrouterコマンドを入力すると、ルーターの詳細な設定モードであるルーターモードに移行する。つまり、「ルーティングの設定はまずrouterコマンドを実行するところから始まる」と覚えておこう。ルーターモードで「router rip」と入力すると、指定したプロトコル(ここではRIP)が起動する(図1上)。

図1●ルーティングプロトコルの基本的な設定コマンドを覚えよう<br>RIP-2、OSPFともに「router」コマンドと「network」コマンドを使う。OSPFではコストの設定方法も覚えておこう。<span style="vertical-align:middle;"><img src="bar.jpg" width="40px"></span>はコマンド入力部分。
図1●ルーティングプロトコルの基本的な設定コマンドを覚えよう
RIP-2、OSPFともに「router」コマンドと「network」コマンドを使う。OSPFではコストの設定方法も覚えておこう。はコマンド入力部分。
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 一方のnetworkコマンドは、指定したネットワークでルーティングプロトコルを有効にする際に使う。networkコマンドで指定したネットワークに接続するインタフェースでは、経路情報が送受信されるようになる。指定できるアドレスは、RIPではクラスフルなアドレスのみである点を覚えておこう。

 以上を踏まえて問題の選択肢を見てみると、正解は選択肢cであるとわかる。念のため、残りの選択肢でどこが間違っているかも確認しておこう。選択肢 aはrouterコマンドの入力内容が間違っているので、不正解とわかる。また、サブネットマスクなどを指定している選択肢bも間違いだ。選択肢dはインタフェース・コンフィグレーション・モードでRIPの設定をしており、これも正しくないとわかる。

 なお、RIP-2などルーティングプロトコル一般の設定内容を確認するには、「show ip protocols」コマンドを使う。こちらもCCNAでは重要なコマンドなので、時間のある時に覚えておいてほしい(図2)。

図2●ルーティングプロトコルの設定を確認する<br>ルーティングプロトコルの設定確認には、一般に「show ip protocols」を使う。下はRIPの設定状況を確認した際の例。<span style="vertical-align:middle;"><img src="bar.jpg" width="40px"></span>はコマンド入力部分。
図2●ルーティングプロトコルの設定を確認する
ルーティングプロトコルの設定確認には、一般に「show ip protocols」を使う。下はRIPの設定状況を確認した際の例。はコマンド入力部分。
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ルーティング編 第4回 RIPを知る