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 経済成長のネタに困った民主党政府は、これまで目もくれなかったIT戦略を全面に打ち出してきた。選挙目当てであっても6月22日に策定された「新IT戦略」がこれまでよりも具体的なものであることは間違いない。結果として参院選は民主党の大敗であった。政治のために生まれた政策は政治のために終わるのだろうか。新IT戦略の本質を突き詰めてこれからの方向性を解説する。

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奥井 規晶(おくい のりあき)
インターフュージョンコンサルティング代表取締役会長
1959年神奈川県出身。84年に早稲田大学理工学部大学院修士課程修了。日本IBMでSEとして活躍後,ボストン コンサルティング グループに入社。戦略系コンサルタントとして事業/情報戦略,システム再構築,SCMなどのプロジェクトを多数経験。その後,アーサー・D・リトル(ジャパン)のディレクターおよび関連会社のシー・クエンシャル代表取締役を経て,2001年にベリングポイント(元KPMGコンサルティング)代表取締役に就任。2004年4月に独立。経済同友会会員,日本キューバ・シガー教育協会専務理事。