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 今回の目玉は、Windows Azureにおけるコンテンツ配信ネットワーク(Content Delivery Network : CDN)のエッジサーバーが東京に配置されていることが明らかにされたことです。これにより、日本のユーザーは世界中のAzureコンテンツ配信元のサーバーが、あたかも東京にあるかのように利用できます。また、Windows Azureのセキュリティに関する新しいホワイトペーパーも公開されています。

Windows Azure CDNエッジサーバーのロケーションを公開

 2010年8月9日、Windows Azureにおけるコンテンツ配信ネットワーク(Content Delivery Network : CDN)のエッジサーバーを配置しているロケーション(都市名)が公開されました。Windows Azure CDNとは、ネットワーク上にある複数のポイント(エッジサーバー)にデータ(オブジェクト)のコピーを配置するというものです。クライアントから近いエッジサーバーを利用することで、ユーザーにとってのパフォーマンスが向上します。

 公開されたロケーションは、北米(US)8カ所、中南米1カ所、ヨーロッパ7カ所、そしてアジア太平洋地域4カ所です。アジア太平洋地域の4カ所は、香港、シンガポール、シドニー、東京です。つまり、日本のユーザーはCDNを利用している配信先のデータについては、配信先が世界中のどこにあっても東京にサーバーがあるのとほぼ同じレスポンスで利用できます。アジア太平洋地域以外の都市名については、以下の関連情報を参照ください。

●関連情報
[Windows Azure Team Blog]
[Windows Azure Platform Web サイト:FAQ - コンテンツ配信ネットワーク]
[Windows Azure Platform 特別導入プラン : コンテンツデリバリーネットワーク詳細](ページ下部にある「コンテンツ配信ネットワーク(CDN)」の項目を参照)

セキュリティに関する新ホワイトペーパーを公開

 2010年8月11日、Windows Azureのセキュリティに関する新しいホワイトペーパーが公開されました。このホワイトペーパーでは、クラウドにおけるセキュリティデザイン、セキュリティ開発ライフサイクル(Security Development Lifecycle; SDL)、サービスオペレーションやコンプライアンスなど、さまざまな角度からセキュリティを捉えた内容をまとめています。Windows Azure Platformで稼働するアプリケーションの開発者の方はもちろん、Windows Azure Platform 導入を検討されている技術導入責任者の方に向けて書かれたホワイトペーパーです。

●関連情報
[Windows Azure Security Overview(PDF)]
[MSDN Library : Security Resources for Windows Azure]

AppFabricの最新版SDKを公開

 2010年8月6日、「Windows Azure Platform AppFabric」のソフトウエア開発キット(Software Development Kit:SDK)最新版が公開されました。AppFabricは、企業内のオンプレミス型のシステムとクラウドとの間での連携を図るためのものです。サービス連携や認証連携を実現する「サービスバス」や「アクセスコントロール」というサービスを提供します。

 このAppFabricを実現するためのWindows Azure向けの環境がWindows Azure Platform AppFabricです(オンプレミスのWindows Server向けの環境は「Windows Server AppFabric」と呼びます)。SDKにはAppFabricのAPIライブラリやサンプルが含まれています。

 なお、ユーザーの認証などを管理する「アクセスコントロール」の新サービスを実装した「Windows Azure Platform AppFabric LABS」の2010年8月版もリリースされています。

●関連情報
[Windows Azure Platform AppFabric SDK ダウンロード]
[Windows Azure Platform AppFabric LABS]

“Dallas”のCTP3が公開

 2010年8月12日、以前の記事で予告していた「Microsoft Codename “Dallas”」のCTP(Community Technology Preview)3について公開が始まりました。Microsoft Codename “Dallas”は、プロバイダー提供のデータやパブリックデータなど、さまざまなデータセットをAzureの顧客が利用できるようにするもので、CTP3ではODataに対応しています。

●関連情報
[Microsoft Codename “Dallas” Releases CTP 3]