2010年9月25日に開催されたiアプリ開発者向けイベント「iアプリ・デベロッパーズキャンプ」。この日のプログラムもいよいよ大詰めで、レポートも今回が最終回だ。前回はApplistudioを使って、画面遷移をするだけの簡単なアプリ制作を体験した。次は少々高度なアプリの開発に挑戦した。

テンプレートデータを使ってアプリ開発

 画面遷移アプリでは、一切プログラミングをせずにアプリを完成させたが、続いての課題はソースコードに触れながらの開発。今回挑戦したアプリは写真1のようなものだ。

写真1●アプリ完成イメージ。ビューア部分はApplistudioに標準搭載されたテンプレート。これにカメラ起動ボタンを追加する(テックファーム作成資料より引用
写真1●アプリ完成イメージ。ビューア部分はApplistudioに標準搭載されたテンプレート。これにカメラ起動ボタンを追加する(テックファーム作成資料より引用)
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 まずはベースになるテンプレートデータを呼び出す。Starプロファイルの新規プロジェクトを開始し、ルートパッケージ名の入力の際にテンプレートから「フォトビューワー」を選択する(写真2)。するとベースとなるアプリの内容が呼び出される(写真3)。

写真2●プロジェクト開始時にテンプレートを選択
写真2●プロジェクト開始時にテンプレートを選択
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写真3●呼び出されたテンプレート
写真3●呼び出されたテンプレート
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 このテンプレートのソースコードに改良を加えていくわけだが、もちろんこのままでは筆者のような初心者は、どのようなソースコードを追加すればいいかわからない。そこで、今回はあらかじめどこにどのようなソースコードを追加していけばいいかの詳細な指示が出されており、指示通りにコードを追加していく作業となる。

 最初にアプリのインタフェース上にカメラ起動用のボタンを追加する(写真4)。ボタンが追加されたら、いよいよソースコードの修正だ。左ペインにあるパッケージエクスプローラーで「src」→「パッケージ名」と進み、「FormTop.java」というファイルをダブルクリックで開く(写真5)。

写真4●フォームエディターで「FormTop」を開き、プロパティで「右上ラベル」という項目に「カメラ撮影」と入力
写真4●フォームエディターで「FormTop」を開き、プロパティで「右上ラベル」という項目に「カメラ撮影」と入力
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写真5●「FormTop.java」を開いた画面。ここではパッケージ名を「main」としている
写真5●「FormTop.java」を開いた画面。ここではパッケージ名を「main」としている
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 ソースコードの編集は、基本的に普通のテキストエディタを使った文章の編集と同様だ。ただし、内容に応じて自動的に文字を色分けしてくれるなど、プログラミング用の配慮がなされている。ソースコードは、プログラムの知識がない筆者にはほとんど理解できないが、決して長くはなく、コメントも多いため、比較的迷わずにすんだ。