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写真1●日経メディカルの二羽はるな記者
写真1●日経メディカルの二羽はるな記者
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 「iPadは持ち歩きやすく、画面も大きく、起動時間も短い。そのため、医療現場でのiPad活用が急速に進みつつある。これまで難しかった“いつでもどこでも”医療情報を活用することが容易になった」---。

 2010年10月19日、ITpro EXPO 2010展示会のメインシアター「名物記者のトレンド解説」に登壇した日経メディカルの二羽はるな記者(写真1)は、「iPadで変わる医療の現場」と題し、iPadの活用事例を報告した。

 診療の現場は机の上だけではない。手術台、ベッドの上、往診の移動中---こういったさまざまな場所が舞台になることで、運びやすく見やすく、すぐに使えるiPadの特徴が生きる。(1)画像や患者情報の参照と共有、(2)患者への説明や情報収集、(3)パソコン業務の置き換え、という3つの分野で、iPadの利用が広がっている。

医療画像情報をどこでも参照

 情報参照と共有の事例として紹介されたのが、神戸大学医学部附属病院(神戸大病院)である。手術の際にCTスキャン画像を参照するなどの形でiPadを利用している(写真2)。

写真2●神戸大病院は手術中の情報参照にiPadを利用
写真2●神戸大病院は手術中の情報参照にiPadを利用
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 神戸大病院ではMac OS向けオープンソースソフトウエアのOsiriX(iPhone/iPad向けは2300円、11月11日時点の価格)を利用している。OsiriXは3D表示や、特定の臓器だけを着色するといった機能も備える(写真3)。

写真3●神戸大病院ではiPadで3D画像を閲覧
写真3●神戸大病院ではiPadで3D画像を閲覧
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 習志野台整形外科内科や東京慈恵会医科大学附属病院なども、レントゲンやMRI画像の閲覧と共有にiPadを利用している(写真4)。

写真4●東京慈恵会医科大学附属病院はMRI画像の参照と共有にiPadを利用
写真4●東京慈恵会医科大学附属病院はMRI画像の参照と共有にiPadを利用
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