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古庄 潤(ふるしょう じゅん)
本業はエンジニア。ICに様々な機械をつなぎ、電流やら電圧を測定する。もちろん、これらの測定器もVBAでコントロールし、取り込んだデータもマクロで処理する。人呼んで、マクロの鬼軍曹!
今回のサンプルは、Excel2002/2003/2007での動作を確認しています

「はぁ~」
「どうした、ゲール君。ため息を吐くと幸せが逃げるぞ」
「体重が、1キロも増えたんです」
「うひゃひゃひゃひゃ」
「ダイエットしなくっちゃ」
「天高く馬肥ゆる秋じゃ」
「そう、食欲の秋」
「はっはっは、皆そう思っておるようじゃが。もともとは中国大陸で、北方の騎馬民族の侵略に対する警戒を促す言葉でな。秋になると収穫を狙ってやって来るから気を付けろということらしい」
「本当ですかぁ?」
「まぁ、それはいいとして、秋に脂肪を溜め込むのは動物の本能。それに逆らってダイエットをしてはいかん」
「じゃあ、どうするんですか、このお腹」
「自然の法則に従えば、冬は食糧が少ない季節であるから、冬の間食べる量を控えれば、春には蓄えた脂肪を消費しきって元に戻るはずじゃ」
「そんなの無理ですぅ。冬は鍋の季節。美味しい鍋が目白押し」
「そうなの?」
「そうなの!次の相談者さん、ど~ぞ~」

今月の相談
 あるフォーマットから、他のフォーマットにデータを移し替えています。両方ともいたるところに結合セルがあり、しかも結合しているセルの数が違うので、いちいち数式バーの中の文字列をドラッグしてコピー、コピー先のフォーマットの数式バーの中にペーストしなければなりません。マクロを作れば楽になるでしょうか?

「先生、ぜひとも救いの手を!」
「なんじゃ、ゲール君。やけに力が入っておるな」
「はい!今日から、心を入れ替えて勉学に励みます」
「それはいいことじゃ!いいことじゃが・・・ははぁ~ん、さては、またアルバイテンをしておるな?」
「そ、そ、そんなことはありません!」
「見え見えじゃよ。そして、そのアルバイテンで作ろうとしているマクロに結合セルの文字列コピーが必要なんじゃろ?」
「ばれたかぁ。先生はなんでもお見通しなんですね」
「そうじゃ、ミスターレントゲンと読んでくれたまえ」
「今時レントゲンて。どうせならMRIでしょう」
「まぁ、そうとも言う」
「はいはい、で、どうするんですか?」
「クリップボードを使う」
「コピー&ペーストを中継するオブジェクトですね?」
「そうじゃ、メニューバーの[コピー]ボタンをクリックすると、セルの情報はクリップボードに格納される」
「ですねぇ」
「これを取り出して、コピー先のセルに代入するマクロを作れば、操作が自然じゃろ」
「どうして?」
「むむぅ、君には想像力が欠落しておるな」
「妄想なら得意です」
「ちょいと違うな。まぁ、よい。コピー元のセルを選択して、メニューバーの[コピー]ボタンをクリック、コピー先のセルを選んで、今回作るマクロを登録したボタンをクリックすると、データがコピーされる。どうじゃ?」
「あぁ、それなら、いつもやってるコピー&ペーストと操作は同じです」
「うむ、先ずはクリップボードの中身を取り出すマクロじゃ」