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 Windows Azure Platform上で動作するサービスの開発に利用するSDK(Software Development Kit:ソフトウエア開発キット)がバージョンアップしました。PDC10で発表された新機能が利用できるようになったほか、数多くの修正や機能強化が施されています。これに合わせて開発ポータルもSilverlightを利用した使いやすいものにリニューアルしました。

最新SDKの1.3がリリース、VMロールやリモートデスクトップが利用可能

リニューアルした新しい「Windows Azure Developer Portal」の画面(Hosted Serviceを表示)
リニューアルした新しい「Windows Azure Developer Portal」の画面(Hosted Serviceを表示)

 Windows Azure SDKの最新版1.3が2010年11月30日にリリースされました。それに対応してWindows Azure Toolsも2010年11月(November 2010)版となって公開されています。今回のリリースには、VMロール(ベータ)やリモートデスクトップ接続、Internet Information Services(IIS)のフル機能など、PDC10で発表されたいくつかの新機能が盛り込まれています(関連記事)。

 また、1.3の公開に合わせて、開発ポータルの「Windows Azure Developer Portal」もリニューアル公開されました。新しい開発ポータルの画面は、Silverlightを利用したユーザーインタフェースになっています。管理しているWindows Azure上のサービスやSQL Azureテータベースを一覧できるようになり、一元管理・操作も可能になっています。複数のユーザー(Windows Live ID)によるアクセスも設定できます。なお、“Project Houston”という名称で公開されていたSQL Azure Web管理ツールは「Microsoft Database Manager for SQL Azure」の名称で公開されており、Windows Azure開発ポータルから直接アクセス可能です。

●関連情報
[Microsoft Download Center : Windows Azure SDK and Windows Azure Tools for Microsoft Visual Studio(November 2010)](SDK v1.3のダウンロード)
[Windows Azure Developer Portal](Windows Live IDによるログオン、Silverlightのインストール要)

Azureによる電子書籍クラウドサービス「J!Book」がサービス開始

ユーザーの閲覧状況をログ情報から分析できる
ユーザーの閲覧状況をログ情報から分析できる

 2010年11月26日、日本デジタルオフィスは読者参加型電子書籍の提供および企業のマーケティング戦略立案を支援する電子書籍クラウドサービス「J!BOOK」をWindows Azure Platform上に構築し、サービスの提供を開始しました。パソコンやスマートフォンなどの幅広いデバイスから閲覧でき、さらにユーザー参加型の機能を持つコンテンツを自動作成する、Windows Azure Platform上に構築されたサービスを利用できます。電子書籍のどの部分をユーザーが閲覧したかというログデータをSQL Azureに蓄積することで、そのデータを活用して高速かつ高度に分析を行うツールを安価に提供可能となりました。

●関連情報
[マイクロソフトのニュースリリース]

エムティーアイがモバイルコンテンツをAzureでクラウド化

 2010年11月26日、エムティーアイが自社のモバイルコンテンツ配信サービスをWindows Azure Platformでクラウド化する実証実験を実施しました。PHPを使って構築している「デコとも★DX」のサービス環境を、実質2週間でWindows Azure Platform上にすべて移行しました。負荷テストでは実際の利用シナリオを想定し、1日あたりのアクセス約1億PV(ページビュー)、1分あたりのトランザクション6万PVに対応できることを実証しました。一時的なアクセス集中によるサーバー負荷変動や、今後の市場拡大によるコンテンツやユーザー数の増加に合わせ、柔軟性・拡張性を持ったシステム基盤としてAzureを選択しました。

●関連情報
[エムティーアイのニュースリリース ]

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