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 この2010年秋から2011年春にかけて発売されるAndroid端末は、4事業者で19機種におよぶ。そのうち14機種を借り出して評価した。第1回のNTTドコモの5機種に続き、第2回目では、KDDIが発表した3機種、「IS03」、「REGZA Phone IS04」、「SIRIUS α IS06」を見ていく。

IS03 : 細部にこだわった力作

 IS03は、シャープとKDDIにとって初の本格的なスマートフォンである。先に発売したIS01は、両社にとって初のAndroid搭載端末ではあったが、キーボードを備えたクラムシェル型端末(「スマートブック」と呼んでいた)という変化球のような機種だった。今回のIS03は、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信の各種機能を搭載し、従来型の携帯電話からの乗り換えを狙った「和風」Androidスマートフォンとして初の機種である。それだけに、力が入った様子が感じ取れる機種となっている。

 IS03は、記事執筆時点ですでに品薄のヒット商品となっている。以前に1週間弱の試用に基づく記事を書いた(IS03を1週間試して見えてきたこと、UIの洗練が魅力、使い勝手に「慣れ」が必要)。この時の大きな印象は、UI(ユーザーインタフェース)が洗練されているということだったが、今の時点でもこの機種の大きな魅力はデザインの洗練だと思う。外装、UIデザインとも、細部にこだわった力作と感じる(写真1、2)。

写真1●IS03の外観。3.5インチ、ダブルVGAの高精細液晶ディスプレイ、独自のUIデザインとフォントが相まって高品位な印象を与える
写真1●IS03の外観。3.5インチ、ダブルVGAの高精細液晶ディスプレイ、独自のUIデザインとフォントが相まって高品位な印象を与える
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写真2●IS03のホーム画面。KDDIのスマートフォン特有のOcean Ovservation社によるUIデザインと、シャープ機のモリサワのフォントの組み合わせ。Androidスマートフォンの中でも最も美しいホーム画面である
写真2●IS03のホーム画面。KDDIのスマートフォン特有のOcean Ovservation社によるUIデザインと、シャープ機のモリサワのフォントの組み合わせ。Androidスマートフォンの中でも最も美しいホーム画面である
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