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写真●データセンターのラック。天井が高いので、46Uサイズにしている。写真提供:NECパーソナルプロダクツ
写真●データセンターのラック。天井が高いので、46Uサイズにしている。写真提供:NECパーソナルプロダクツ
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 中小企業向けの都市型データセンター。これが、NECパーソナルプロダクツが展開する「UrbanSITE」のコンセプトである。同社の主力事業はPCやプリンターなどの製造。UrbanSITEは、社内のシステム部門が立ち上げた事業で、「他社が本腰を入れていないニッチな市場に特化した」(プロセス改革推進部 マネージャー 石原隆行氏)。

 そのデータセンターの一つ、「流通センタDC」は、東京・大田区にある。都市型といえども中小企業でも利用しやすいように、コストを下げる必要がある。そこで、物流倉庫をデータセンターに流用した。もとは倉庫なので、天井高は4メートル90センチある。この利点を生かし、標準ラックには46Uのサイズを確保した(写真)。電源はラックごとに3kVAを2系統まで供給する。

メーカーの保守担当者だけで入館できる

 流通センタDCの最大のセールスポイントは、「顧客の要望にできる限り応じることだ」(石原氏)という。言い換えると、顧客のわがままを聞くわけだ。

 例えば、サーバー機などを搬入したとき、その梱包材がゴミになる。梱包材を持ち帰るには手間やコストがかかるので、顧客から「ゴミとして引き取ってほしい」という要望がかつてあった。これに応える形で、ゴミの引き取りサービスを始めた。

 ほかにも、サーバー機などのメンテナンスを行うとき、顧客が立ち会うことなくメーカーの保守担当者だけで入館できるようにした。ただしセキュリティを確保できるように、顧客による事前申請を義務付け、保守担当者の来館時にはデータセンターのスタッフがラックのあるゾーンまで同行し、解錠・施錠を行う。

 流通センタDCの内部に、30平方メートルほどの小さな賃貸オフィスを設置したのも顧客ニーズに応えてのことである。石原氏は、「今後も顧客の要望に耳を傾け、柔軟に応えていく」という。

基本情報
●名称:流通センタDC
●場所:東京都大田区
●最寄り駅:東京モノレール・流通センター駅
●料金:1ラック当たり月額22万5000円