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SAPジャパン ギャレット・イルグ 代表取締役社長

 2010年は、2月の共同CEO就任で、テクノロジーカンパニーへの回帰に向け革新的な製品や技術の開発、パートナーとの協業強化など数々の大きな変革に取り組んだ。経済環境は回復傾向にあり、IT投資に対する顧客の姿勢も、積極性が見えてきた。

 こうしたなか、我々は製品戦略の軸に「オンプレミス」「オンデマンド」「オンデバイス」「オーケストレーション」を掲げた。オンデマンドへの取り組みでは、パートナー企業との協業に注力。対象となる企業や業種ごとに最適なソリューションを投入している。オンデバイスの領域ではサイベースを買収し、モバイル向けアプリケーションとデバイス管理の両面で業界をリードする位置に立った。

 注目しているのはインメモリーコンピューティング。「SAP High-Performance Analytic Appliance(HANA)」は、当社の先進的なインメモリー技術と最先端のハードウエアを融合し、ITシステムを根底から変革する重要な製品だ。

 2011年は日本企業にとって、厳しいグローバル競争に勝つためのITインフラ作りがより重要になる。標準化の意義を再認識し、ベストプラクティスを積極的に採用する日本企業が規模を問わず増えている。我々の使命はこうした企業を支援しながら、ビジネス分析やサステナビリティーに関するソリューションを、一貫性のある形で提供することだ。パートナー企業とのエコシステムを強化し、シェア拡大に努める。