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 「ウェイを作っておけばよかった」。グローバル化を進めるに当たり、こんな思いを持つ経営者が増えている。国籍を超えて組織を一体運営するうえでは、価値観や行動規範を統一する必要性が増す。

 筆者らは、経営理念と行動規範を包括したものをウェイと定義する。顧客企業のウェイ策定を支援した経験を、架空企業の事例に反映させて分かりやすく解説している。

 ミドルマネジャーが中心となって、過去の記録や創業社長へのインタビューからウェイを定めていくが、何を「捨てる」かに踏み込んでいるのが興味深い。ともすれば、「創業期の精神に立ち返る」ことが重視されがちだが、過去の失敗を認めることも必要だと実感する。

ウェイマネジメント

ウェイマネジメント
グロービス著
湊 岳執筆
東洋経済新報社発行
1890円(税込)