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問題

問34 OSI基本参照モデルにおけるネットワーク層の説明として、適切なものはどれか。

ア エンドシステム間のデータ伝送を実現するために、ルーティングや中継などを行う。

イ 各層のうち、最も利用者に近い部分であり、ファイル転送や電子メールなどの機能が実現されている。

ウ 物理的な通信媒体の特性の差を吸収し、上位の層に透過的な伝送路を提供する。

エ 隣接ノード間の伝送制御手順(誤り検出、再送制御など)を提供する。

解説と解答


 OSI基本参照モデルは、異なるメーカーのコンピュータ間で共通的に使えるプロトコルとしてISO(国際標準化機構)が1977年に制定したプロトコル体系です。データ通信を7つの階層に分け、それぞれの階層でデータ通信の機能を実現します。

 ネットワーク層(第3層)は、送信元から送信先まで(End To End)のデータを伝送するための通信経路を選択する機能や、データの転送・中継機能を提供します。送信元や送信先には、それぞれアドレスが割り当てられます。このアドレスによってネットワークのどこからどこまでデータを送信するのかが明らかになり、経路の制御が行われることになります。したがって、正解はアです。

 その他の解答群についても検証しておきましょう。

イ:アプリケーション層(第7層)に関する記述です。

ウ:物理層(第1層)に関する記述です。

エ:データリンク層(第2層)に関する記述です。

過去の同じ問題
・平成15年秋期 基本情報技術者試験 午前 問62

城田 比佐子
アイティ・アシスト インストラクタ
ITに関するコンサルティングや教育を実施するアイティ・アシストのインストラクタ。新入社員研修やプロマネ育成研修をはじめ,基本情報技術者試験,応用情報技術者試験,プロジェクトマネージャ試験などの試験対策研修の実績も豊富。著書に「3週間完全マスター 基本情報技術者 2011年版」、「3週間完全マスター 応用情報技術者 2011年版」などがある。