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 社外の方や役職の高い人など、目上の方と食事をする際は、目上の方が気持ちよく食事ができるように配慮する必要があります。

 目上の方が注文した料理が先に来たときに、気を使って全員の食事が来るのを待っているようであれば、「どうぞ温かいうちにお召し上がりください」などと、食べ始めることを勧めます。

 逆に自分の料理が先に来てしまった場合には、全員の分が揃うまで待ちます。たいていの場合、数分のずれで全員分揃うものですから、世間話などをしながら、揃うのを待ちましょう。ただし、目上の方から先に食べるように強く勧められた場合には、「それではお先に失礼します」と言い、少しずつ食べ始めましょう。

 それぞれが好みの料理を注文した場合は、自分の料理以外には手を出しません。他人が食べている料理を欲しがったり、食べさせてもらったりすることは不躾な行動ですので、絶対にやめましょう。

 目上の方よりも先に食べ終わった場合、帰る準備をしてはいけません。目上の方が最後まで自分のペースで気持ちよく食べられるように、配慮しましょう。気持ちに余裕を持って待てるよう、全員分のお茶のおかわりなどを頼んでもよいでしょう。

 ちなみに、楊枝を使う方は、2つ注意点があります。全員が食べ終わっていること、楊枝を使っている口元を、もう片方の手で見えないように覆うことです。人によっては、楊枝を使っている人を見ると食欲を失う、不快感を抱くという方もいることを認識しておいて下さい。


森 美緒(もり みお)
グローバル ナレッジ ネットワーク 人材教育コンサルタント、産業カウンセラー
1999年、教育出版社に就職し、営業および営業担当者向け研修を担当。商社での秘書業務を経て、2005年にグローバル ナレッジ ネットワークに入社。2006年より現職。ビジネスマナー、プレゼンテーション、コミュニケーションなどのヒューマン・スキル研修の実施に当たっている。