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あまりに低いマクドナルドの「粗利率」

 前回に引き続き、いろいろな企業の粗利率(売上総利益率、粗利益率=売上総利益÷売上高×100%)を調べていたら、気になる企業を発見してしまいました。

 日本マクドナルドホールディングス(以下、マック)です。

 いわずと知れた、ハンバーガーチェーン・マクドナルドを展開している企業グループですね。

 いったい何が気になったのかって? それは、粗利率の驚異的な低さです。

 なんと、平成21年(2009年)12月期の粗利率は約19%!

 マックといえば、とにかく安いというイメージを持っている人も多いでしょう。そして、一つひとつのハンバーガーから得られる利益がそれほど大きくないのも事実でしょう。

 そうは言っても限界があります。比較的低価格の居酒屋チェーンとして知られているワタミだって、粗利率は60%(平成21年3月期)を超えるのですからね。

 実際に、マックの売上高が362,312百万円(3623億1200万円)で売上総利益(粗利)68,310百万円(683億1000万円)。ワタミの売上高が111,291百万円(1112億9100万円)で売上総利益69,542百万円(695億4200万円)と、マックは売上高が3倍以上なのに、利益がワタミに劣るという「ねじれ現象」ともいえそうな結果となっています。

 ファーストフードとはいえ、マックの粗利率は飲食店にしてはあまりにも低いのです。

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