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あなたの不安を、ステークホルダーごとに分析してみる

 さてそれでは、あなたが「なぜ、限界かと思うくらいに精神的に参っているのか?」という状況の原因分析をしてみましょう。あなたの不安をステークホルダーごとにあなたの立場で考えてみるのです。

現象の要因分析

 顧客に関しては、ひょっとしたらあなたは「特別視されているのでは?」という不安があるかもしれません。しかし、逆に顧客の立場になれば分かるのですが、そのようなことはまずありえません。マイナスに考える必要はないということです。

 会社に関しては、ひょっとしたらあなたは「キャリアパスに悪影響があるのでは?」という不安があるかもしれませんが、これも杞憂です。管理職の立場になれば分かりますが、チームを超えて配属する場合は、それなりの事情があり、その期待に応えてくれる人材を選ぶものなのです。そうでなければ現場が無茶苦茶になってしまいます。逆に普通の仕事をしている人材より、特別な事情に応えてくれる人材の方が上層部の覚えはめでたいものです。むしろプラスと考えた方がよいでしょう。

 所属チームのマネジャーに関しては、あなたは「嫌われているのでは?」「評価に悪影響があるのでは?」との不安があるかもしれません。所属チームのメンバーにも同様に「嫌われているのでは?」という不安があるのかもしれません。

 実際に働いている現場のマネジャーには「評価に悪影響があるのでは?」「よそ者と思われているのでは?」という不安があるかもしれません。しかしマネジャークラスであればこの業界の不変性の原則は暗黙的に了解しているでしょうから、よそ者意識が高いとは思われません。

 現場のメンバーにも同様に「よそ者と思われているのでは?」という不安があるのかもしれませんが、それは事実なのですし、所属も不変ではないのですから気にすべき問題ではないはずです。

 以上のあなたの状況の原因分析をしてみると、「評価に悪影響があるのでは?」という不安と、「嫌われているのでは?」といった疎外感から来るもので、その対象は所属チームと現場チームの範囲に限られていることがわかります。