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Q13 ウイルスやワームなどに感染する恐れはないのか

スマートフォンをターゲットにした不正プログラムはいくつか確認されている

 特定のコードを埋め込んだPDFファイルを読み込むと、iPhoneを第三者がコントロールできてしまう脆弱性が2010年8月に見付かった。Androidでも同じ8月に、動画プレーヤーに見せかけた不正プログラムが見付かっている。

 まずは常に最新版OSを利用できるよう、バージョンアップの環境を整えておくことが重要だ。不安があれば、マカフィーやエフセキュアなどが提供を開始しているスマートフォン専用ウイルス対策ソフトの利用を検討するとよい。

Q14 販売サイトで購入したアプリケーションは安全か

App Storeでは審査済みだが、安全かどうかは分からない

 不正なコードが含まれるアプリケーションを介してウイルスに感染するリスクは、スマートフォンにもある。唯一のiPhone用アプリケーション販売サイトであるApp Storeでは、アップルが配信前のアプリケーションを審査している。不正な挙動をしないかについてもチェックしていると見られるが、詳細は不明だ。

 Androidについては複数の販売サイトがあり、App Storeほど厳密な審査はない。危険性はiPhone以上に高そうだ。PCと同様、不用意にアプリケーションをインストールするのは危険だ。

Q15 スマートフォン向けアプリケーションの開発期間や費用はどのくらいか

開発期間は2~3カ月、費用は500万円以下が相場である

 開発するアプリケーションの機能にもよるが、案件としては小規模なものがほとんどだ。開発作業は、仕様書を固めてから作り始めるようなスタイルではなく、試作アプリケーションを作って改善していく、アジャイル開発に近い手法を取ることが多い。

 費用を抑える方法もある。ITベンダーと共同開発することだ。ITベンダーは今、商材として広く販売できる企業向けアプリケーションを求めている。AIGエジソン生命はフライトシステムコンサルティングと、キタムラはリアルコムと、共同開発し費用を抑えた。

Q16 機種依存を意識してアプリケーションを開発する必要があるか

Androidは端末やOSのバージョンが多様なので要注意。iPhoneは機種による違いが小さい

 Android端末のハードウエアは複数のメーカーが開発しており、製品によって画面サイズや操作ボタンなどハードウエア仕様が異なる。OSについても、国内のAndroid端末はAndroid 1.6、2.1、2.2の3バージョンがあり機能が異なる。設計・開発する場合は、こういった違いを踏まえる必要がある。iPhoneも発売時期によってハードウエアやOSに違いはある。ただiPhoneはアップルがOSとハードウエア、開発環境も一貫して提供しているため、機種依存に対応するための開発者の負担は小さい。