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 『プログラムはなぜ動くのか』をはじめとする書籍「なぜ」シリーズは、2001年の発行以来「10年後も通用する基本を身につけよう」のキャッチフレーズのもと、読み継がれてきました。この先の10年に向けて、何をいま知っておくことが重要かを著者の皆さんに語ってもらいます。


 複雑なコンピュータ・システムも元をたどれば5つの機能が実現しています。情報端末の種類が増えてどんどん進化していっても受け継がれるコンピュータの仕組みを見ていきましょう。
(矢沢 久雄=「プログラムはなぜ動くのか」ほか筆者)


 Windowsを含む「オペレーティングシステム(OS)」と呼ばれる分野のソフトウエアに共通したある特徴があります。長期にわたって機能や構造、あるいは技術を引き継がれなければならないことです。
(天野 司=「Windowsはなぜ動くのか」著者)


  プログラミング言語には、様々な種類があります。しかし言語によって何もかも違うわけではありません。文法や細かい仕組みが違っていても、「パラダイム」と呼ぶ、共通な考え方があります。
(平澤 章=「オブジェクト指向でなぜつくるのか」著者)


 『ネットワークはなぜつながるのか』の第1版を1990年代の初め頃に出版していたらどうなっていたでしょう?10年後には通用しないものになっていたはずです。90年代はネットワークにとって大変革の時代で、10年間ですべてが変わってしまったからです。
(戸根 勤=『ネットワークはなぜつながるのか 第2版』著者)


 携帯電話の前身である自動車電話サービスが日本でスタートしてから既に30年以上たっていますが、実は無線部分を構成する重要な部分の技術はあまり変わっていません。具体的には、(1)電波伝搬特性、(2)アンテナ、(3)無線回路、(4)変調―の4つです。
(中嶋 信生=『携帯電話はなぜつながるのか』共著者)


 Javaは、これから先の10年、ミッションクリティカルな場面でのサーバー側開発言語の主流となり続けるでしょう。ミッションクリティカルでない場面では他の言語が勢力を伸ばすのは必至です。Javaが衰退するのではなく、Java以外の言語が活用される分野が増加するのです。
(米持 幸寿=『Javaでなぜつくるのか』著者)


 電話機や電話交換機が変化していっても、絶対に変わらないものがあります。それは、「回線」というものの本質的な概念と、それをつなげる処理です。震災で電話がつながりにくくなったことと、回線をつなげる処理について、見てみましょう。
(米田 正明=『電話はなぜつながるのか』著者)


 みずほ銀行での大規模なシステムダウンは図らずも、システムダウンの恐ろしさを改めて世の中に示しました。システムダウンを防ぐために、システム開発や運用保守に携わる技術者は、どんな基本知識を身に付けておく必要があるのかについて、考えてみたいと思います。
(大和田 尚孝=「システムはなぜダウンするのか」著者)


 この先の10年間で検索エンジンにどんなことが起きるのかを予測するのは簡単ではありません。ソーシャルメディアの台頭などによって大きな変化が起こり、現在のような形でのウェブ検索エンジンは主流ではなくなってしまうかもしれません。
(森大二郎=「検索エンジンはなぜ見つけるのか」著者)