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 欧米で活躍する著名なコンサルタントが米国のベンチャーキャピタリストと共に、経済の新しいうねりとして「コラボ消費」に注目した。従来からある地域的なつながりからネット上での結びつきまで、「私のものはあなたのもの」という発想がかつてない規模で広がっていると指摘するのが本書だ。

 著者はコラボ消費を3つに分類し、それぞれ「プロダクト=サービス・システム(PSS)」「再分配市場」「コラボ的ライフスタイル」と名づけた。なかでもカーシェアリングに代表されるPSSに、世代を問わず多くの人が傾いてきているとし、個人の私的所有を前提に成り立ってきた産業は崩壊する可能性があると警告する。

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レイチェル・ボッツマン/ルー・ロジャース共著
関 美和訳
小林 弘人監修・解説
NHK出版発行
1995円(税込)