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問題

間59 経営者が社内のシステム監査人の外観上の独立性を担保するために講じる措置として、適切なものはどれか。

ア システム監査人にITに関する継続的学習を義務付ける。

イ システム監査人に必要な知識や経験を定め、公表する。

ウ システム監査人の監査技法修得制度を設ける。

エ システム監査人の所属部署を経営者の直轄とする。

解説と解答

 経済産業省が公表しているシステム監査基準では、システム監査人の独立性、客観性と職業倫理について3つの項目を定めています。

外観上の独立性
 システム監査人は、システム監査を客観的に実施するために、監査対象から独立していなければならない。監査の目的によっては、被監査主体と身分上、密接な利害関係を有することがあってはならない。

精神上の独立性
 システム監査人は、システム監査の実施に当たり、偏向を排し、常に公正かつ客観的に監査判断を行わなければならない。

職業倫理と誠実性
 システム監査人は、職業倫理に従い、誠実に業務を実施しなければならない。

 監査対象が、自分が所属する部門であったり、利害関係のある部門であったりすれば、それは外観上の独立性が失われるということになります。そうならないためには、システム監査人の所属部署を経営者の直轄とすることが望ましいでしょう。正解はエです。

城田 比佐子
アイティ・アシスト インストラクタ
ITに関するコンサルティングや教育を実施するアイティ・アシストのインストラクタ。新入社員研修やプロマネ育成研修をはじめ,基本情報技術者試験,応用情報技術者試験,プロジェクトマネージャ試験などの試験対策研修の実績も豊富。著書に「3週間完全マスター 基本情報技術者 2011年版」、「3週間完全マスター 応用情報技術者 2011年版」などがある。