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問題

問65 利害関係者要件の確認において、定義された要件に対して、発生した変更要求の実装までの経過を明らかにできることを表すものはどれか。

ア インターオペラビリティ
イ セキュリティ
ウ トレーサビリティ
エ ユーザビリテイ

解説と解答

 システムに対する変更要求は、開発フェーズでも運用フェーズでも常にあり得ます。この問題では「定義された要件に対して」とあるので、開発中の変更要求と読み取ることができます。

 開発中に要件定義の変更が生じると、その影響は設計から実装に至る各段階に及びます。これらの影響や実装時の整合性を追跡・特定できるようになっていることをトレーサビリティ(追跡可能性)といいます。正解はウです。

 もともとトレーサビリティは、工業製品や食品、医薬品などの商品・製品を個別に識別して、調達・加工・生産・流通・販売・廃棄などにまたがって履歴情報を参照できる仕組みのことです。

 その他の解答群についても検証しておきましょう。

ア:インターオペラビリティとは、相互運用性という意味で、複数の異なるものを接続したり組み合わせて使用したときに、きちんと全体として正しく動作することです。

イ:セキュリティとは、安全性という意味で、コンピュータを災害・誤用・不正なアクセスから守ることです。

エ:ユーザビリティとは、使用性という意味で、コンピュータやソフトウエア、Webサイトの使いやすさを示す用語です。

城田 比佐子
アイティ・アシスト インストラクタ
ITに関するコンサルティングや教育を実施するアイティ・アシストのインストラクタ。新入社員研修やプロマネ育成研修をはじめ,基本情報技術者試験,応用情報技術者試験,プロジェクトマネージャ試験などの試験対策研修の実績も豊富。著書に「3週間完全マスター 基本情報技術者 2011年版」、「3週間完全マスター 応用情報技術者 2011年版」などがある。