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今回のサンプルは、Excel 2007/2010で動作を確認しています

「むむぅ」
「あら先生、またまた難しい顔をして、どうしたんですか?」
「あぁ、Excel2010の新機能をな。色々と試しておった。何ができるのかわからないとマクロのアイデアも浮かばない」
「おぉ、たまには真面目に働くんですね」
「失敬な」
「じゃあ、いつも真面目ですか?」
「よく遊び、よく学べ。昔からよく言うじゃないか」
「じゃあ、学ぶモードに入っているうちに仕事をしてください」
「そうなの?」
「そうなの!次の患者さん、ど~ぞ~」

今月の相談
 テストの成績表を作ったのですが、どうせなら得点に応じてセルを“優”“良”“可”“不可”の4色に色分けし、簡単に見分けられるようにしたいと思います。他の先生方にも配布したいので、できればマクロじゃない解決策をお願いします。

「そうじゃな、まず、その人が使っているExcelのバージョンを訊いてきなさい」
「は~い・・・先生、2007だそうです」
「ふむ、そうか、ならば、何とかなりそうじゃ」
「やったぁ!で、マクロを使わずにどうやるんですか?」
「ゲール君、誰もマクロを使わないとは言っておらん」
「それじゃあ、患者さんの希望に沿いません」
「大丈夫。マクロは使うが、成績表にマクロは仕込まない。ゲール君は条件付き書式ってのを知っているかな?」
「はい、条件付き書式なら、条件に合わせてセルの色を変えられますね・・・でも、あれって三つまでじゃなかったかな?」
「うむ、さすが我が弟子じゃ。しかし、ちょいと古いExcelしか使っておらんのが玉に瑕じゃのぅ。実は、Excel2007から、条件付き書式の制限が無くなったのじゃよ」
「え!?」
「そう、4色だろうが10色だろうが、好きなように色分けできるようになったのじゃ」
「それで、それで?」
「Excel2003まで、条件付き書式は三つまでしか使えんかった。故に、よっつ以上の条件分けが必要な場合は、マクロを作るしかなかった。いや、マクロの独壇場であった」
「そうでしたねぇ」
「しかし、Excel2007で、その上限が撤廃されたので、マクロを作る必要はなくなった(泣)」
「あら~、じゃあ先生は洋梨?」
「誰が、洋梨やねん」
「間違えた、用無し」
「しょんぼり」
「まぁまぁ、何か解決策を見つけたんでしょ?」
「うむ、条件付き書式をマクロで埋め込む。これで両者の面目が立つ」
「先生はマクロを作る。出来たブックにマクロは埋め込まれていない」
「ブックを開く時にマクロの警告も出ない」
「万歳。では、早速そのマクロをお願いします」
「うむ、ちちんぷいぷいの~えい!」