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問題

問73 セル生産方式の特徴はどれか。

ア 各工程が自立的に稼働し、前工程の生産したものを元に後工程の生産を行う。

イ 作業指示と現場管理を見えるようにするために、かんばんを使用する。

ウ 必要とする部品、仕様、数量を後工程から前工程に伝達する。

工 部品の組立てから完成検査までの全工程を、1人又は数人で作業する。

解説と解答

 セル生産方式とは、1人または数人の作業者チームが、製品の組立てから、加工、検査に至る全工程を担当する生産方式のことです。作業者の周りに設置するコンパクトな生産スペースを細胞(セル)に見立てて、この名前で呼ばれています。ライン生産方式などの従来の生産方式と比較して、多品種少量生産に適しています。

 したがって、正解はエです。その他の解答群についても検証しておきましょう。

ア:ライン生産方式に関する記述です。

イ、ウ:ジャストインタイム方式に関する記述です。ジャストインタイムとは、必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産する方式です。このジャストインタイムを実現するために使われるのが「かんばん」です。

 かんばんとは、前工程と後工程の間でやり取りされる伝票のことです。後工程から前工程には部品の発注書として引き渡され、部品の加工後は、前工程から後工程に納品書として引き渡されます。後工程が部品を利用したら、再び前工程にかんばんが回されます。こうすることで、後工程は必要な部品を必要なときに必要なだけ受け取ることができます。

城田 比佐子
アイティ・アシスト インストラクタ
ITに関するコンサルティングや教育を実施するアイティ・アシストのインストラクタ。新入社員研修やプロマネ育成研修をはじめ、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、プロジェクトマネージャ試験などの試験対策研修の実績も豊富。著書に「3週間完全マスター 基本情報技術者 2011年版」、「3週間完全マスター 応用情報技術者 2011年版」などがある。