PR

 企業情報システムのプラットフォームをAmazon EC2/S3をはじめとするクラウドサービスに移行する動きが広まっている。米アマゾン ウェブ サービスでテクノロジーエバンジェリストを務めるジニッシュ・ヴァリア氏が、ユーザー企業におけるシステム構築の責任者(CIO、CTO、IT管理者)に向けて、企業内アプリケーションのクラウド環境へのスムーズかつ戦略的な移行について、6段階のアプローチに分けて解説する。(ITpro)

 世界中の何十万もの企業が、成功するグローバルビジネスを築き上げるためにすでにクラウドプラットフォームを使用しています。早期にクラウドを採用したことが、顧客へのサービスを世界中に展開する際の市場投入期間の短縮に役立っています。

 クラウドで新規のアプリケーションを作成しようとする開発者とアーキテクトは、ただソリューションのコンポーネント、プロセス、およびワークフローを設計し、選択したクラウドのAPIを利用し、設計、開発、テスト、および配備に関する最新のクラウドベースのベストプラクティス(Architecting for the Cloud: Best PracticesWhitepaper)を活用するだけでいいのです。クラウドベースのインフラストラクチャー上にソリューションを配する場合は、即座に発揮される拡張性と融通性、隔離されたプロセス、運用にかかる労力の軽減、オンデマンドでのプロビジョニングおよび自動化といった利点をただちに活用できます。

 同時に、新規のアプリケーションを開発する場合と同じ利点を享受できるように、既存のアプリケーションをクラウドベースのインフラストラクチャーへ移行するためのより良い方法を、多くの企業が求めています。

 クラウドベースのインフラストラクチャーサービスの主な差別化要因の1つは、柔軟性です。この柔軟性により、企業はすでに使用しているか馴染んでいるプログラミングモデル、言語、オペレーティングシステム、およびデータベースを自由に選択できます。その結果、今日では多くの組織が既存のアプリケーションをクラウドへ移行しようとしています。

 今日、組織内のほとんどのアプリケーション、データ、またはIT資産は、最小限の労力でクラウドへ移行できます。これまでの見識を集約したステップごとの段階的アプローチは、移行に理想的なプロジェクトを特定し、組織内で必要なサポートを形成し、自信を持ってアプリケーションを移行する助けとなるでしょう(図1)。

図1●クラウド移行への段階的アプローチ
図1●クラウド移行への段階的アプローチ
[画像のクリックで拡大表示]