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 次世代Web技術である「HTML5」を主要ブラウザーが一斉に実装し始めている。WebサイトやWebアプリケーションの作り方が大きく変わる可能性があると同時に、ターゲットブラウザーの選択も見直す必要が出てくる。主要ブラウザーのそれぞれについて、この春の動向を見ていこう。

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IE:「9」が正念場

 2年ぶりのメジャーバージョンアップを果たしたという明るい話とは裏腹に、IEは今、正念場を迎えている。4月26日にリリース(日本以外では3月14日にリリース)された「9」や、MIX11で初披露された「10」が、「6」「7」「8」と同じシェアを獲得できるかどうかは、全く分からない。

 IE9はWindows Vista/7でしか動かないが、PCのOSにおけるそれらのシェアは二つを合わせても4割に満たない。PC上のOSとしては、2001年にリリースされたWindows XPがいまだに過半数のシェアを握り続けている。この状況が変わらない限り、PCにおけるIE9の普及は望めない。

 明るい話題はWindows Phoneへの期待だ。Windows PhoneにIE9は標準ブラウザーとして搭載される。スマートフォン/タブレット市場においてiPhone/iPad、Androidに対抗する3つめの選択肢として、注目を集める可能性は高い。日本市場での投入は2011年末になる見通しである。

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