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 表計算ソフトの機能,用語などは、原則として次による。

1.ワークシート

 表計算ソフトの作業領域をワークシートという。ワークシートの大きさは256列(列Aから列Z、列AAから列AZ、さらに列BAから列BZと続き、列IVまで統く)、10,000行(行1から行10,000まで)とする。

2.セル

(1)ワークシートを縦・横に分割したときの一つのます目をセルという。列A行1のセルはA1と表す。

(2)長方形の形をしたセルの集まりを範囲として指定することができる。範囲の指定はA1~B3のように表す。

(3)範囲に名前を付けることができる。範囲名は[]を用いて、“セルA1~B3に[金額]と名前を付ける”などと表す。

(4)データが入力されていないセルを、空白セルという。

3.セルへの入力

(1)セルに数値、文字列、計算式を入力できる。

(2)セルを保護すると、そのセルへの入力を不可能にすることができる。セルの保護を解除すると、そのセルへの入力が再び可能になる。

(3)セルA1に数値5を入力するときは、“セルA1に5を入力”と表す。

(4)セルB2に、文字列ABCを入力するときは、“セルB2に'ABC'を入力”と表す。

(5)セルC3に、セルA1とセルB2の和を求める計算式を入力するときは、“セルC3に計算式A1+B2を入力”などと表す。

4.セルの内容の麦示

(1)セルに数値を入力すると、右詰めで表示される。

(2)セルに文字列を入力すると、左詰めで表示される。

(3)セルに計算式を入力すると、計算結果が数値ならば右詰めで、文字列ならば左詰めで表示される。

(4)セルの内容の表示については、左詰め、中央揃え、右詰めに変更できる。

5.計算式

(1)計算式には、数学で用いられる数式が利用できる。

(2)計算式で使用する算術演算子は、“+”(加算)、“-”(減算)、“*”(乗算)、“/”(除算)及び“^”(べき算)とする。

(3)算術演算子による計算の優先順位は、数学での優先順位と同じである。

6.再計算

(1)セルに計算式を入力すると、直ちに計算結果を表示する。

(2)セルの数値が変化すると、そのセルを参照しているセルも自動的に再計算される。この再計算はA1、A2、 A3、…、B1、B2、B3、…の順に1回だけ行われる。

7.関数

(1)計算式には次の表で定義する関数を利用することができる。

(2)関数の引数には、セルを用いた計算式、範囲、範囲名、論理式を指定することができる。

8.セルの複写

(1)セルに入力された数値、文字列、計算式を他のセルに複写することができる。

(2)セルに入力された計算式が他のセルを参照している場合は、複写先のセルでは相対的にセルが自動的に変更される。例えば、セルA6に合計(A1~A5)を入力した場合、セルA6をセルB7に複写すると、セルB7の計算式は合計(B2~B6)となる。

9.絶対参照

(1)計算式を複写しても参照したセルが変わらない参照を絶対参照といい、配号$を用いて$A$1などと麦す.例えば、セルB1に計算式$A$1+5を入力した場合、セルB1をセルC4に複写してもセルC4の計算式は$A$1+5のままである。

(2)絶対参照は行と列の一方だけについても指定可能であり、$A1、A$1などと表す。例えば、セルD2に計算式$C1-3を入力した場合、セルD2をセルE3に複写すると、セルE3の計算式は$C2-3となる。また、セルG3に計算式F$2-3を入力した場合、セルG3をH4に複写すると、セルH4の計算式はG$2-3となる。

10.マクロ

(1)ワークシートには幾つかのマクロを保存できる。マクロはマクロP、マクロQなどと表す。

(2)マクロについては“マクロPを実行するとワークシートを保存する。”、“セルA1からセルA10までを昇順に並べ替える手続をマクロQに登録する。”、“マクロR:数値を入力。”、“C列のデータがその数値以下のものを抽出する。”などと記述する。

11.その他

 ワークシートの“保存”、“読出し”、“印刷”や、罫線機能、グラフ化機能など市販されている多くの表計算ソフトに備わっている機能は使用できるものとする。