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 Hyper-Vは、マイクロソフト初のハイパーバイザー型のサーバー仮想化テクノロジーとしてWindows Server 2008に標準搭載(RTMには含まれず、2008年6月に追加提供)されました。今回は、このHyper-Vの技術を取り上げます。

 仮想マシン環境を提供する仮想化テクノロジのことを、一般的な言葉で「仮想マシンモニター(Virtual Machine Monitor:VMM)」と呼びます。

 どのようなVMMを利用する場合でも、仮想マシンを作成し、動作させる利用者から見れば大体のところは同じです。まず、物理コンピューターとその上で動くオペレーティングシステム(OS)があって、そのOS環境から空の仮想マシンを作成します(図1)。この仮想マシンは、物理的なハードウェアとしては実在しない、仮想的なコンピューターです。利用者は物理コンピューターにするのと同じように、空の仮想マシンにOSやアプリケーションをインストールして利用します。

図1●仮想マシンの直感的なイメージ
図1●仮想マシンの直感的なイメージ
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