Windows Virtual PCの仮想マシンには、3つの実行モードが存在します。「統合機能を無効にする」「統合機能を有効にする」「仮想アプリケーション」の3つのモードです。通常は、「統合機能を有効にする」または「仮想アプリケーション」のいずれかのモードで利用します。
仮想マシンの3つの実行モード
「統合機能を有効にする」と「仮想アプリケーション」モードでは、仮想マシンを開始してもゲストOSの起動画面が表示されません(図8)。また、保存された資格情報を用いて自動ログオンするため、ログオン画面も表示されません。
「統合機能を無効にする」モードに切り替えると、ゲストOSの起動画面も、ログオン画面も表示されます(図9)。この動作の違いの理由を知ることで、Windows Virtual PCのテクノロジの詳細を理解することができます。