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製品名
コミPo!
メーカー名
コミPo製作委員会(販売はウェブテクノロジ・コム)
カテゴリ
ソフトウエア
購入先など
インターネット通販
価格
初回限定のパッケージ版を9700円で購入(通常版は現在7500円前後の実売価格で購入可能)。ダウンロード版(6700円)もある。

 いわゆる「マンガ世代」というものが具体的に何歳から何歳までの範囲を指すのか正確には知らないが、筆者(30代後半)は間違いなくそのマンガ世代に属する人間だろう。さすがに最近では、20代までの頃のようにマンガ雑誌を週に何冊も購入して読むことはなくなったが、今でも単行本コミックを買うなどして継続的に読んでいるマンガ作品がいくつもある。

 筆者のまわりを見渡してみると、自分よりもうひと回り上の世代、だいたい40代半ばくらいまでは、マンガを読むという行為に大きな抵抗感を感じない人が多いように思われる(もう少し高い年齢層まで該当するのかもしれないが、身近にサンプルが少ないためちょっと分からない)。

 もっと若い社員は当然、マンガに慣れ親しんでいるだろうから、かなり乱暴な見積もりではあるが、会社にいる社員の年齢分布が20歳から60歳あたりまでほぼ均等だと仮定すると、実に6割を超える社員が「マンガを情報伝達用メディアの一つとしてスムーズに受け入れられる」余地があるということになる。改めて考えてみると、これはすごい事実ではないだろうか。

 もちろん、年齢に関係なく「マンガなんて嫌い。大人が読むものじゃない」というような人もそれなりにいるだろう。今回はそういう人に無理矢理マンガを読ませようなどという話ではないのでご安心を。「マンガを読むことに慣れている人が意外と会社にたくさんいる」という事実があり、そういう人に対して「社内での情報伝達手段の一つとしてマンガを利用できる」ということを具体的に提案したいだけである。

「絵が描けない」ことが最大のネックだった

 筆者の職業は「IT系記者」であり、基本的にこのITproのWebサイトでテキストを主体とした記事を書くことをメインの仕事としている(たまに紙の本の記事なども書いている)。当然、プロとして「文章による表現力をいかに高め、記事の質を向上させるか」ということについて日夜頭を悩ませ、自分なりに努力をしている。

 だが、筆者の経験に基づく考えでは、やはりテキスト中心の記事では伝えられる情報の種類や質に一定の枠というか限界が存在する。実際に記事を執筆していて、「ああ、これはマンガで読んでもらった方がよほど分かりやすいだろうな」とか「この手順の説明は動画で見せたいなあ」などと思うことがしばしばある。マンガ特有の表現技法やテンポ、動画が持つ視覚的インパクトやライブ感などを文章に落とし込むのは本当に難しい。

 動画に関しては、文章とうまく組み合わせた記事を作ることに挑戦したいとずっと考えてきたし、そう遠くない将来取り組むつもりだ。しかし、マンガについては、自分の仕事の一環として制作し、記事で紹介することなど思いもよらなかった。つい最近までは。

写真1●Windows用マンガ作成ソフト「コミPo!」のパッケージ(写真は初回限定版のもの)
写真1●Windows用マンガ作成ソフト「コミPo!」のパッケージ(写真は初回限定版のもの)
ダウンロード版もある
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 なぜか。それは単純に、筆者が「マンガ的な絵をまったく描けない」からだ。こう書くと、「マンガで重要なのは絵じゃない。ストーリーや××だ」などと怒り出す人も出てきそうだが、絵がないマンガというものが定義的にありえない以上、何よりもまず人前に出せる絵が描けなければ始まらないのは事実だろう(世の中には、絵が下手なことを逆に売りとしているマンガも一部あるが…)。

 そんな筆者と同様に、「絵が描けないからマンガを作れない」と断念した人は意外とたくさんいるのではないだろうか。ところが、筆者を含むそんな人たちに向けて「絵が描けない人でもマンガを作れる」という驚きのソフトが2010年末に登場した。

 それが今回紹介する「コミPo!」(写真1)である。この後紹介するように、本当にズブの素人でもいとも簡単にマンガを作れる設計になっており、筆者的には近年で最も評価の高い“神ソフト”の一つとなっている。