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 2011年9月13~16日に、米国アナハイムで米Microsoftの技術カンファレンスBUILDが開催されました。Windows 8の詳細をはじめて説明するということで注目を集めたBUILDですが、2日めとなる9月14日のキーノートに合わせてWindows Azure Platformについても、いくつかの新機能や強化・拡張が発表されています。

最新SDKの1.5をリリース

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 まず、Windows Azureの最新SDKである1.5が利用可能になりました。1.5では、サービス証明書のアップロード機能やリモートデスクトップのパスワード暗号化管理が追加されています。また、Windows Azure Tools for Visual Studioもアップデートされ、WebアプリケーションのプロジェクトへのWindows Azureアプリケーションの追加作成、Windows Azureで稼働中のアプリケーションのプロファイリング、ASP.NET MVC3 Webロールの作成、1つのプロジェクトに複数のサービス設定を保持可能--といった機能が利用可能になりました。

 また、Windows Azureサービス管理APIがアップデートされています。新APIでは、パッケージ/設定アップデート中のロールバック、稼働中のアプリケーションに対する“Write”操作、ロールインスタンス詳細情報の取得、サブスクリプション詳細情報の取得--などの機能が追加されました。

●関連情報
[Announcing: Windows Azure SDK 1.5, Windows Azure Tools for Microsoft Visual Studio 2010 and new Service Management Features](Windows Azureチームのブログ)
[Windows Azure Tools for Microsoft Visual Studio(WebPI経由)]
[Windows Azure Tools for Microsoft Visual Studio 2010 1.5(September 2011)] (単独インストールする場合のダウンロード先)

Windows Azure AppFabric Service Busを正式リリース

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 また、これまでMay 2011 CTP(Community Technology Preview)としてプレビュー公開されていた「Windows Azure AppFabric Service Bus」が正式にリリースされました。これにより、Azureのクラウドサービスとやりとりする手段として、メッセージを使った非同期連携が可能になります。

 具体的には、メッセージの永続的ストアであるキュー(Queue)、キューのパブリッシュ/サブスクライブを行うトピック(Topic)といったサービス機能を提供します。これに合わせてWindows Azure AppFabric SDKもv1.5としてアップデートされています。

●関連情報
[Now Available: The Service Bus September 2011 Release](Windows Azureチームのブログ)
[Windows Azure AppFabric Overview : Release Notes for the September 2011 Release](MSDN Library)
[Windows Azure AppFabric SDK V1.5 - September 2011](ダウンロード先)