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Q1 中国にBPOして大丈夫?

イメージで語らず、自分の目で確認

 毒入りギョーザ事件を持ち出すまでもなく、日本人の多くが中国に対して何らかの不信感を抱いている。中国へのBPOを口にした途端、該当部門の抵抗勢力は「中国は危ない、信頼できない」と反対してくる。だが言い訳は中国に対する漠然とした悪いイメージに基づいて語られる感情論であることが多く、「何が不安なのかを具体的に挙げ、最後は自分の目で確認してこないと、いつまでも前には進まない」(JCB)。

 地震や豪雪などの災害対策や電力の安定供給、安全な通信回線の確保などがカントリーリスクとして最初の懸案事項に挙がる。これらは「(中国の中でも)大連であれば、クリアできる」というのがBPOした各社の見解だ。

 水掛け論から脱するため、中国をひとくくりにして語らず、「どの業者にBPOするかを念頭に置いて不安を解消する」(太陽生命)。あとから文句が出ないように「契約前にリスク管理部門を大連に連れて行き、安全面を確認してもらった」(同)。JCBはBPO先を決める前に10社以上を回り、「どんな人がどんな環境で働き、業者がどんなキャリアパスを用意しているかをまず確認した」という。