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 目の前の現実を謙虚に受け入れ、本当にお客様が満足することが何かを見極める─。タイトルはサイゼリヤの創業者である著者が自分の思いを端的に表現したものだ。著者は飲食店の経営者として「自分の店の料理やサービスはまだまだ大したことがないと自戒せよ」と忠告する。問題の原因を立地や景気のせいにはせず、自らに課題があると捉えるべきだと説く。自分本位に物事を考えるなという教えだ。

 そのうえで改善した結果、客数が増えれば、顧客が喜んでくれる正しい行動を取ったと考えて継続する。逆に客数が減れば間違った行動だったと認めてやめればいいと説明する。著者が客数にこだわるのはそのためなのだ。

おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ

おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ
正垣 泰彦著
日経BP社発行
1470円(税込)