PR
<< あるある[2]へ<<

 プレゼンの上達を阻む理由の一つが、「そんなこと自分はできる、できているはず」という願望を含めたプレゼンター本人の勘違い。逆に言えば、この勘違いに気づいて変えようとするだけで、プレゼンは劇的に進化する。

 本連載では、復興をテーマに開催したアプリコンテスト「A3 Together」のファイナリスト10組が、リハーサルと本番の表彰式でいかにプレゼンが変わったか、共通する課題は何だったのかを紹介しよう(関連記事「A3 Together 決勝プレゼン&表彰式レポート」)。

 なお、リハーサルでプレゼンのコーチを引き受けてくれたのは、ベストセラー『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』巻末の解説を執筆したエバーノート日本法人 会長 外村仁氏と、A3 Togetherの発案者でもあるNTTドコモ スマートフォンコミュニケーションサービス部コンテンツ推進室コンテンツ支援担当部長の山下哲也氏の二人だ。『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』の担当編集者がレポートする。

うつむかずに聞き手を見よう

 リハーサルでほとんど全員が指摘を受けたのが、「プレゼン中に下を向かないで、聞き手を見よう」というアドバイスだ。誰もが「聞き手を見たほうがよい」とわかっている基本中の基本とも言えるポイントだが、リハーサルからうつむかずにプレゼンできていた人はほとんどいなかった。

 うつむいてPCを見ながらプレゼンすると、プレゼンターの意気込みや思いが伝わってこない。どうしても、自信がなさそうに見えてしまう。今回プレゼンした人たちは300以上の応募作品の中から選ばれた10組。内容が評価されているファイナリストであるから、もっと自信を持って聞き手を見つめてもよいはずだ。

無意識にやってしまう「振り返ってチラッ」

 また、プレゼンターが無意識によくやりがちなのが、「後ろを振り向いて投影されたスライドを見る」という行動だ。