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 スティーブ・ジョブズ氏。彼から学べるものは、世界を変えた製品をいくつも作り出した発想と美学、こだわりだけではない。製品の魅力を人々の心に印象付け、ファンにさせてしまう「驚異のプレゼンテーション」も、彼が遺してくれたもののひとつだ。

 そのジョブズ氏のプレゼンテーションの“秘密”を本にまとめた『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』。その流儀に基づいてプレゼンを改善したらどう変わるか---舞台は、スマートフォンアプリとアイデアのコンテスト「A3 Together」。その決勝でプレゼンを行うファイナリストたちに、ジョブズ流プレゼンに照らしたアドバイスを行なった。その結果、ファイナリストたちのプレゼンは劇的に改善されたのだ。

写真●リハーサルの模様(左)と本番のプレゼン(右)
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 “指南”にあたったのは、『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』に解説を寄稿したエバーノート日本法人の会長である外村仁氏と、A3 Togetherの発案者でもあるNTTドコモ スマートフォンコミュニケーションサービス部コンテンツ推進室コンテンツ支援担当部長の山下哲也氏の二人。レポートしたのは『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』の担当編集者だ。

 指摘されたのは、プレゼンをしたことがある人なら誰でも思い当たる「あるある」というポイント。どんな点を、どう改善して、その結果彼らのプレゼンがどう変わったのか。レポート記事「あなたもやりがち“あるあるプレゼン”」と、記事に掲載したビデオ録画で確かめてみてほしい。

あなたもやりがち“あるあるプレゼン”

 「あるある」その1は、肝心の「どんな製品なのか、アイデアなのか」が伝わらなくなってしまったケースだ。「聞き手はなぜ、このアイデア/情報/製品/サービスに注意を払うべきなのか」と自問すること。会話が終わったとき聞き手に覚えておいてほしいポイント、それをひとつだけ上げるとしたらなんだろうか」と『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』は問うている。

あるある[1] 大事なことが伝わらない「本人だけが知っているプレゼン」

写真●リハーサルの映像(左)と本番プレゼンの映像(右)

 「あるある」その2は、本人にとって印象深い発想や開発の経緯を強調するあまり、『どんなアプリで、何ができて、どう使いやすいか』が後回しになってしまうケース。「選んだポイントをできる限り明快に伝える。会話やプレゼンテーションが終わるまでに少なくとも2回は伝えること」が『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』のアドバイスだ。

あるある[2] 気づかいと自信のなさが生む「いい人だけど…プレゼン」

 「あるある」その3は、うつむいてPCを見ながらプレゼンしてしまうケース。どうしても自信がなさそうに見えてしまう。「1に練習、2に練習、3、4がなくて5に練習」と『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』は激を飛ばす。

あるある[3] 話し手も聞き手も不安になる「うつむきプレゼン」

 あるあるその4は、長い説明を最後まで聞いても、何がしたかったのか、どんな内容なのかがわからないケース。「会社、製品、サービスなどのビジョンを1文で表すヘッドラインを作ること。効果的なヘッドラインとなるポイントは、簡潔であること(70文字以下)、具体的であること、受け身自身のメリットを示すことだ」、そう『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』は指摘する。

あるある[4] 言いたいことがわからない…「それで?プレゼン」

 本番の決勝プレゼンのレポートはこちら。“あるあるプレゼン”に登場しないプレゼンターも含め、本番の雰囲気を味わってほしい。

復興支援コンテスト応募作に込めた開発者たちの“思い” - A3 Together 決勝プレゼン&表彰式レポート