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 キックオフが無事終わった後、プロジェクトマネジャーは各メンバーに指示を出して作業を推進すると共に、その状況を様々な視点から把握・コントロールしていかねばなりません。

 そのための“確認”の方法をこれから具体的にみていく訳ですが、今回は確認の中で最も基本的な視点である「作業の進み具合」について考えてみましょう。

作業の進み具合とは

 作業の進み具合とは、プロジェクト計画の際に作成したスケジュールの各作業が、現時点でどれだけ完了しているか?ということを意味しています。プロジェクトマネジメントの世界では“進捗(しんちょく)“と呼ばれ、作業がスケジュールよりも遅れている場合には「進捗が遅れている」、逆に早く完了している場合は「計画よりも進捗が進んでいる」などと表現されます。

 例えば図1のようなスケジュールに従って作業を進めており、1-1の「屋台の設計」はすでに完了しているものの、1-2の「作業場所の確保」が9月17日終了時点でまだ完了していなかったとします。このような場合は「進捗が遅れている」ということになります。

図1●進捗遅れの例
図1●進捗遅れの例