PR

>>前回

 前回まで、電気自動車(EV:Electric Vehicle)の基本情報や市場の追い風となる要素について解説してきた。しかし、まだ解決しなければならない厄介な問題も存在する。今回は、その厄介な問題を指摘して、ICT(情報通信技術)を駆使することでそれらを解決できるかを検討する。最後に今後の展開を考察する。

 追い風が吹いているからと言って、EVをめぐる問題が消滅したわけではない。EV市場の拡大を妨げる問題として、以下のようなものが挙げられる。

1. 高価である
2. 走行距離が短い
3. 充電に時間がかかる
4. 充電できる場所が少ない
5. 電気代が高額である
6. 電力供給の心配がある

 いずれも容易に解決できるものではない。今回の記事では、このうち1~4について考察する。5と6については、次回に解説する。