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 中国のRubyカンファレンス「中国Ruby技術大会(RubyConf China 2011)」が2010年11月11日、上海で開催された。平日にもかかわらず300人以上が集まり、開始前から『松本行弘的程序世界』(まつもと氏の著書『まつもとゆきひろのコードの世界』中国語版)を手にまつもとゆきひろ氏にサインを求めるエンジニアもいた。タオバオなど、中国でのRuby活用事例の報告もあった。

写真●RubyConf China 2011の模様
写真●RubyConf China 2011の模様
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 中国を代表する企業であるECサイトのタオバオ(淘宝網)からは、2名のスピーカーが講演した。タオバオは、社内管理システムでRubyを使っているという。上海近郊の日本企業は、製品のプロトタイプの開発にRubyを使用して、実装はC系の言語で行っている。この会社からは新幹線で1時間以上かけて10名以上のエンジニアが参加した。イベントのスポンサーである米国企業からもお揃いの緑のパーカーをまとった10名のエンジニアが訪中。日本人では筆者のほか、上海でWebサイトの製作などを行なっているKEMBOのCTO佐々木真弥氏らが参加した。

 まつもとゆきひろ氏は「One Size Does Not Fit All」と題し基調講演を行った。その中で一番注目を浴び、質問も多かったのは、組み込みシステム向けRubyである「mRuby」であった。また、まつもと氏がチーフアーキテクトとして就任した、米Salesfoce.com傘下のRuby PaaS Herokuについての質問も多く寄せられた。

写真●まつもとゆきひろ氏の基調講演
写真●まつもとゆきひろ氏の基調講演
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写真●会場からは盛んに質問が飛び出した
写真●会場からは盛んに質問が飛び出した
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