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 グレイトフル・デッドは米国で1960年代から活動し、熱狂的なファンを多数持つことで知られるカリスマロックバンド。自身もファンである2人の著者は、そのビジネスモデルを検証し、彼らの戦略から学べることが多いと指摘する。

 レコード販売ではなくコンサート収入を重視し、コンサート会場での録音を許可してファン同士の交換を促すという戦略は、最近注目されるフリーミアムやシェアなどのビジネスモデルの先駆けだ。またチケット販売を代理店を介さずに直接行い、ロイヤルティーの高いファンには優先的に良い席を割り振るなど、ネットが発達する前にCRM(カスタマーリレーションシップ・マネジメント)を実践していた。

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ
デイヴィット・ミーアマン・スコット/ブライアン・ハリガン著
渡辺 由佳里訳
糸井 重里監修・解説
日経BP社発行
1785円(税込)