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分析対象を指定する方法は3種類

 実際に分析を実行する前に、分析の対象となるドライブやフォルダを選択する方法を説明しておこう。いくつかの方法があるが、最初に図1の上段にある黒丸1に示されているドライブを選択する方法を説明しよう。

 この方法では、ドライブ配下のフォルダを選択するのではなく、リストアップされているドライブレターのチェックボックスにマークを入れる。こうすることで、そのドライブ配下のすべてのフォルダについてアクセス権を分析することになる。ドライブは複数同時に選択でき、またネットワークドライブの割り当てを行っている場合には、ネットワークドライブの分析も可能である。

 この指定方法では、分析対象外のフォルダなどを指定していない限り、ドライブ全体およびその配下のフォルダやファイルをすべてスキャンしてNTFSアクセス権を分析する。そのため、フォルダ/サブフォルダやファイル数が多ければ、スキャンのための時間をそれなりに要することになる。

 2つめの指定方法は、図1の黒丸5のところにあるボタンを使用し、分析したい特定のフォルダを指定してからスキャンする方法だ。黒丸5の最上段にあるボタン(フォルダに+のマークが付いているボタン、「Add directory」)をクリックすると、フォルダを指定するためのAdd directoryダイアログがポップアップする(図2の黒丸1)。

図2●「Add directory」ボタンを使用した際のフォルダ選択・参照画面
図2●「Add directory」ボタンを使用した際のフォルダ選択・参照画面
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 ここでダイアログの赤枠で表示されている「Browse」ボタンをクリックし、再度ポップアップするフォルダの参照ダイアログ(黒丸2)を使って目的のフォルダを指定すればよい。このAdd directoryダイアログを使用して、ネットワーク上の共有フォルダを指定する方法も選べる(図3)。

図3●共有フォルダの場合にはサーバー名を直接入力し、「Get Shares」ボタンをクリックすると下部のペインに選択可能な共有フォルダがリストアップされる(管理共有フォルダも含まれる)
図3●共有フォルダの場合にはサーバー名を直接入力し、「Get Shares」ボタンをクリックすると下部のペインに選択可能な共有フォルダがリストアップされる(管理共有フォルダも含まれる)
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 具体的には図3のように「Select on or more shares from a server」ラジオボタンにチェックし、サーバー名を入力(手作業で入力する必要がある)したのち、右側にある「Get Shares」ボタン(赤矢印)をクリックする。すると、管理共有も含めた共有フォルダの一覧がリストアップされるので、ここから分析したい共有フォルダを指定すればよい(複数指定が可能)。

 なお、図1の黒丸5にある3つのボタンのうち、中央のボタンは選択したドライブやフォルダのリストから不要のものを削除するために使用し、下段のボタン(Open directory list in large window)は、フォルダの指定参照ダイアログをより大きく表示して選択を容易にするためのものだ(図4)。この図4の上部に表示されている「Add Directory」ボタンをクリックすると図2のAdd directoryダイアログ(図2の黒丸1)と同じ画面となる。

図4●フォルダを指定する際に使用するより大きなダイアログ
図4●フォルダを指定する際に使用するより大きなダイアログ
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