連載
2012年版「いる資格、いらない資格」
目次
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[ユーザー企業システム部員編]セキュリティと簿記に注目
ユーザー企業のシステム部員(システム子会社の従業員含む)は、幅広いスキルが求められる。システムの利用部門からの問い合わせ対応、日々のシステム運用、ITベンダーの作業管理、業務プロセス改革の支援など、様々な役割を担う必要があるからだ。その意味で「基本情報技術者」は、システム部員にとって必須といえる。
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[ITベンダー営業担当者編]定番は「ITパスポート」
IT関連製品・サービスの販売だけでなく、システム部門の課題解決に知恵を絞る「SE営業」にとっては、情報処理技術者試験の「ITパスポート」と「基本情報技術者」は持っていて“当然”の資格であるといえる。多能スペシャリストとして差異化するカギは、3番目の資格の選び方にある。「ITコーディネータ」や「情報…
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[ITベンダー技術者編]プロマネを軸に領域を広げよ
ITベンダーの人事担当者、ユーザー企業のシステム部長、ITベンダーの技術者自身に対する調査結果から、ITベンダーの技術者がこれから取得すべき12種類の資格を導き出した。多能スペシャリストの軸となるのは、プロジェクトマネジメントである。情報処理技術者試験では「プロジェクトマネージャ」が1位、IT関連…
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2012年版「いる資格、いらない資格」
ITベンダーの技術者と営業担当者、ユーザー企業のシステム部員が、情報システムの分野で活躍するために必要な専門スキルは何か――。日経コンピュータは「2012年版 いる資格、いらない資格」調査を実施し、その答えを探った。ユーザー企業189社のシステム部長、ITベンダー75社の人事担当者、そして1000…
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多能スペシャリストを目指せ
案件に応じて、いくつかの職種をこなせる。仕事のカバー範囲が広く、融通が利く──。こうした複数の専門スキルを持つ人材「多能スペシャリスト」を、積極的に育成する企業が相次いでいる。