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【ビジネス分野の資格】技術者も「日商簿記」は必須

 ITベンダーの技術者が取得すべきビジネス分野の資格で、特に注目したいのは、「日商簿記(2級以上)」だ。ユーザー企業がITベンダーの技術者に取得してほしい資格と、ITベンダーが自社の技術者に取得させたい資格のいずれのランキングでも2位につけている(図6)。IFRS(国際会計基準)への対応や会計システムのグローバル統合などにより、会計に強い技術者が求められていることが背景にある。「ファイナンシャル・プランナー」にも注目だ。個人の資産運用が対象なので企業システムとの関わりは薄いのだが、ITベンダーが自社の技術者に取得させたい資格では、前回10位から4位に上昇した。

図6●ITベンダーの技術者に「取得してほしい」「取得させたい」ビジネス分野の資格トップ10(複数回答)
図6●ITベンダーの技術者に「取得してほしい」「取得させたい」ビジネス分野の資格トップ10(複数回答)
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 証券業界や保険業界では、従業員にファイナンシャル・プランナーの取得を義務付ける、または取得を推奨していることが多い。金融関係者との会話力が高まるため、技術者の“芸域”を広げるには適した資格といえる。

 ユーザー企業がITベンダーの技術者に取得してほしい資格としては、「マイクロソフトオフィススペシャリスト」や「パソコン検定(P検)」も上位にある。技術者ならば資格を取得していなくても、これらのスキルは持っているはずだ。だが、これを機に改めて自身のオフィスソフトやPC関連のスキルも見直してみるとよい。

 ITベンダーの技術者自身が取得済み、取得したい資格のランキングでは「TOEIC」(認定資格でなくレベル判定。本調査では730点以上を目安とした)が1位(図7)。これに「日商簿記(2級以上)」「中小企業診断士」「ファイナンシャル・プランナー」が続いた。

図7●ITベンダーの技術者が「取得済み」「取得したい」」ビジネス分野の資格のトップ10(複数回答)
図7●ITベンダーの技術者が「取得済み」「取得したい」」ビジネス分野の資格のトップ10(複数回答)
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