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 オリンピック開催を控え盛り上がるロンドンで、ITテクノロジー企業が集結し始めているところがある。その名も「Tech City」。イギリスのキャメロン首相肝いりで始まったプロジェクトで、ロンドンにいわば第2のシリコンバレーを作ることを目指している。その最前線をレポートする。

ロンドン中心部東側の幅広い地域が対象

 Tech Cityというのは、いったいどこのことなのだろう? 実はTech Cityとは言うものの、地理的にどこか特定の場所を指しているわけではない。ロンドン中心部の東側、いわゆるシティと呼ばれる金融街から、Old StreetとQueen Elizabeth Olympic Packに挟まれた「イーストエンド」地域をゆるやかに指している。

写真1●Tech Cityに所属する組織内でのTweetのやり取りを示すTech City Map(http://www.techcitymap.com/)<br>ロンドン中心部東側の広い地域に分散しながらある。
写真1●Tech Cityに所属する組織内でのTweetのやり取りを示すTech City Map(http://www.techcitymap.com/)
ロンドン中心部東側の広い地域に分散しながらある。
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 Tech Cityに含まれる企業や団体の分布を示している「Tech City Map」というWebサイトがある。このWebサイトを見ると、Old StreetとCity Streetが交差するOld Street roundabout周辺に比較的多くの企業が集中しているものの、それ以外にも広くロンドンの東側に分散して存在しいることがわかる(写真1)。